さあ、本格的に移動して次の目的地へ。
次はホンダディーラーでシビックタイプRの試乗を予約。
アポを取ったお店へ向かいます。
明日から始まる日本車キチガイのお祭り“JAE”の会場が、ロンドンから北へ向かって約150km、ノッティンガムの近くで開催のため、北へ向かいながら寄る事にしました。
「国際免許を忘れずに取って来て下さい」と言われ、イギリスでは少し乗らせてもらえるのかなと思っていたら、基本的に「運転手は私」だった件・・・
さっき寄ったコペンのお店近くで練習して、石井さんはとりあえず乗れると判断したようで、そこから私は運転手になりました。笑
どこに向かっているか・・・というか地理的なものがまったく分からないので、言われたとおり走るしかありません。
「左側通行だからそんなに怖くないだろ」と、タカをくくっていたら大間違い。
走り方の慣習がまったく違うので緊張しっぱなし、30分も走ったら疲労感がハンパない・・・(悔しいから言わないけど)
それでも少し郊外へ出て、人や信号が少なくなって来たら落ち着いて来ました。
1時間半くらい走ったころ、予約している(はず)のホンダディーラーへ到着。
おおーっ、現行シビックがたくさん!
これから日本では試乗なんて出来ない現行タイプRに乗れる!!
石井さんがアポの確認している間、ワクワクとちょっとの緊張で展示車を見ていました。
(今日初めてイギリスで運転したんだけど・・・)
・・・が、石井さんがあきれた顔で戻ってきて、「予約が入っていないみたい」と。
こちらでは比較的よくある話で、今試乗できるか確認してもらっているとの事。
ショールームに展示してあるタイプRを見たり、作業する工場の様子を見たりしながら待つこと20分、石井さんは何も進まないと判断。
残念ながら試乗は諦めてこのお店を出る事にしました。
イギリスでのホンダはジリ貧だそうで、そんな会社に優秀な社員は集まらないらしい・・・
「それがお店の対応で見事に出ているでしょ」。とは石井さんの弁。
ホンダ出身の私はちょっと悲しくなったけど、気を取り直してさらに北へ向かいます。